下澤和夫さんの追悼展(浮遊可能の領域)

初日のパーティーもたくさんの人たちがみえ、その後連日途切れるとこなく大勢の方が観覧にみえていた。ライオンをモチーフとした作品を中心にここ数年の作品が展示されてる。第一美術協会の代表として、公募団体の健全な運営と合議制を取り入れ、本展の国立新美術館への移転、など団体の運営とリーダーとして精力的に活躍された姿は目にしっかり焼きついている。活動は団体だけにとどまらず、作品のいくつかは京都市や国際花と緑の博覧会(花博)などの買い上げ、各種講演や後進指導・育成など幅広く、京都の美術界の重鎮とし活躍された。それだけの実績にもかかわらず、偉ぶった態度などまったく感じさせない気さくでやさしい笑顔で接していただいた。わたしがまだ一般や準会員で出品をしていた頃は出品作品の途中描きかけの100号を教室にもちこんでは具体的に指導をうけた。構図、彩色、モチーフはもちろん、サインや額装にいたるまで。一時期大きなサインを入れていたとき「ちょっとサイン大きすぎやな。サインで目立ってもだめや、絵で目立だなあかん」いつも的確な指導にはなるほどと、うなる事ばかり。会員に推挙されてからは「会員として認められたからは立派な画家のひとりや。そんな人に指導するんなていうのは失礼なことや、これから自分で磨いていかなあかんな」とお言葉をいただいたのが印象的だ。リメンバーMrライオン。いつまでも作品や優しい笑顔が人々の心に残り続けるだろう。
(西山遊野)
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by kac-web | 2009-02-21 00:16 | 会員個展・展覧会
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