カテゴリ:粋場/すいば( 7 )

「京都・映画誕生の碑」

 貴志カスケWrote
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 先日、9月18日に京都の左京区にある真如堂に「京都・映画誕生の碑」を建ててきました。この碑は映画監督の中島貞夫氏が呼びかけられて他の映画監督や俳優さんなどが呼応されて出来上がったものです。制作には僕が関わらさして頂きました。石碑の後ろにプロデュウスをした矢田精治氏とデザインをした小林勝美氏と僕の名前が刻まれています。
10月1日には落成式が執り行われます。
 みなさーん、これから秋が深まりますと真如堂のもみじが一段ときれいになります。普段は清閑で心地よい空間を有しているお寺です。入場無料。是非ご観覧してください。
また、今私の工房はUSJの仕事で大変忙しくなりました。アルバイトを募集しています。
造形物を作るお手伝いをしたいと思っている方、是非お手伝いに来てください。詳しくはARTUNIONまで。
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by kac-web | 2008-09-25 12:11 | 粋場/すいば

こちらはナッシュビル

貴志カスケWrote
11月25日(土)booze.Kのイベントと同じ日にアートカウンシルの代表大橋ケイタ氏が出演して演奏しているお店、ナッシュビルでハンクササキ氏をアメリカのナッシュビルから迎えてまたまた大きなイベントがありました。僕たちは瀧川みづほ展の「温故知新」を閉め、遅れていったのですが、ここも人がいっぱいで最初ははいれませんでした。一番前列に隙間をみつけ、細い?体をねじるようにして座を確保しました。写真はサナエさんという二十歳のボーカル。神戸から応援に駆けつけてくれたそうです。サナエさんの後ろがハンクササキ氏、左が代表のケイタ氏です。
ナッシュビルも頑張っています!。
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by kac-web | 2006-11-27 21:25 | 粋場/すいば

富士山

 東京で展覧会をして搬出の帰り、作品を車に積んで飛ばしてかえるみちすがら。箱根を越えて静岡県にはいるとみぞれまじりの雨が降っていた。天気が悪く今日は富士山は見えないかと思っていたら、ドンと斜め後ろに聳え立っていた。高速道路でわきみに運転をするわけにもいかず、富士川PAに停車。雨雲を押しのけるようにして富士山は太陽の光を受けていた。富士の裾野を見下ろしてえぐられた視線を見上げれば厳然と聳え立つ富士山。やっぱり日本一の山やなぁと実感。
カスケ
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by kac-web | 2006-03-15 10:26 | 粋場/すいば

お勧めお花見スッポット

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上の写真は今日の御所 ―雨上がりの御所は、鳥のさえずりがあふれていました―

 年が改まると、studio lunaluneの窓から見える山の色がしだいに変わっていきます。
今期のように冷え込んだ冬でもやはり、一月には春が来たなという瞬間が訪れました。今も日一日と枝や葉が春のパワーで色づいていきます。
 こんな日々の変化を見ていると、一年で一番好きな「桜のシーズンにまた一日近づいた!」と思わずにはいられません。
 そこで、少し早いですが今回の粋場は、私の京都で一番好きなお花見スポットをご紹介します。a0064449_2033567.jpg
 場所は京都御苑。御苑内の案内板を見ると、北西の角に位置する児童公園という区画です。このあたりは公家の邸宅があった場所を整備し、公園にしたそうで今も近衛邸のお庭の一部が残されています。
 だからという訳ではないですが、お花見というとブルーシートを敷いて宴会をするというイメージですが、ここにはそれは似合いません。一人でゆったり静かに、花を愛で自然を楽しむ、そんなお散歩お花見を楽しんで欲しい場所です。
 また、植わっている桜も多彩で、見ごろの時期もそれぞれの桜によって違い長く楽しめます。

studio lunalune主人
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by kac-web | 2006-02-26 20:37 | 粋場/すいば

粋場

トゥーラ・モイラネン
フィンランド出身の版画家、作家

人生は様々な瞬間で出来ています。長く感じる辛い瞬間があれば、短く感じる嬉しい瞬間もあります。そしてその合間に、時間をすっかり忘れてしまう落付きの瞬間が存在しています。その落付きを得るために、自分の体の波長にぴったり合う場所は必要だと思います。

私は京都に在住してもう17年になります。振り返ってみたら、長いような、短いような瞬間です。仕事は芸術家なので、ほとんど毎日アトリエにこもって作品制作に励んでいます。家で静かに座ると作品のアイデアが次から次へと頭に浮かんでくるので、休憩が欲しい時、私は必ず自転車に乗って体を動かします。走りながら目の前の景色はどんどん変わり、それにつれて頭の混み具合いがどんどん整理されます。頭が空っぽになる瞬間に達すると、体も軽くなって、気持ちが穏やかになります。

京都は自転車人間にとって最高の町です。険しい坂と激しい交通渋滞などは少ないです。どこを走っても町を囲む緑と紫の山々が見えて、古い町屋と狭い昔の道を楽しめます。ペダルを踏むどの瞬間も美の発見があります。しかし、サイクリングはいい休憩になると言っても、自転車の椅子はあまり「粋場」とは言えません。お気に入りの場所を紹介するために、もっと具体的なワンスポットを示さなければなりません。

京都には心が落ち着く場所が多いので、一つだけを選ぶのは大変難しいです。今回、「時間を忘れる場所」を意識して、二つの粋場を選びました。ご紹介しましょう:それらは、私が大好きな物、本が集まる場所で、岡崎公園内の京都府立図書館とそのすぐ近くにある美術古書の山崎書店a0064449_19453140.jpgです。

図書館。そこには人類の記憶の一部が宿っています。本棚には、数え切れない小宇宙がきれいに揃っています:文学の世界、科学の世界、歴史の世界、美術の世界。どの世界に入っても時空を越えることができ、どの本も瞬間的に私が独占することができます。図書館に行くたびに、私は人間の思考力と発想に感心します。本の匂いもとても好きです。新しい本には刷りたてのインクと新鮮な紙、古い本には古いインクと湿った紙の匂いが付いています。どちらも版画家の鼻に愛しい香りですね。

図書館が人間の思考力を発揮する場所としたら、京都市立美術館の南側にある山崎書店は人間の美意識とその表現力を紹介する場と言えるでしょう。店の本棚には、美術専門の本は天井までびっしり積んであり、どこを見ても手に取りたい一冊が目に入ります。本棚の間の狭い通路を通ると、胸に不思議な興奮感がすぐに沸いてきます。それはコレクター達を狂わせる「所有欲」に違いないです。山崎書店は本と芸術が好きな人の財布に危ないところです。

書店の経営者、山崎純夫さんはもう25年前から本屋さんをやっています。店を百万遍の近くから岡崎に引っ越したのは3年ほど前のことです。山崎さんの長い経験と美術についての知識は、本を探す時の手助けになります。やさしくて、いい男なので、何でもかんでも聞きやすいのです。それで、私は今回のテーマ、粋場を持ち出して、山崎さんのお気に入りの場所を尋ねてみました。彼の店は私にとって極楽に見えても、彼の答えはやはり自分の店ではなく、隣の市立美術館の後ろにある小さな公園でした。あんな所に公園があるのを始めて知って、さっそく見に行きました。見つけたのは人の少ない、静かな隠れ庭。おかげさまで、京都の又一つ美しい一カ所を発見できました。

貴方は最近、京都で何か新しい粋場をみつけましたか?

2005年12月
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by kac-web | 2006-01-19 19:47 | 粋場/すいば

わたしの粋場

粋場とは京言葉の一つでわたしのお気に入りの場所という意味であり、スイとかイキな場所という語感がある。たとえばセンスの良い飲み屋、有名人が来る「知る人ぞ知る店」、あるいはかなり価値ありの文化財がある隠れ寺などがふさわしい。残念ながらわたしはお酒を飲まないのでそういう場所には縁がない。また歴史的素養もないのでその辺りは詳しい方にお任せして、わたしなりの楽しみの場所を紹介しよう。
 京都市西京区・桂坂野鳥公園から裏山の唐櫃越えまでの野鳥と遊ぶ道「裏山」ゾーンである。コースは3つの道から成り、それぞれが山の背の尾根に通る唐櫃越えで結ばれている。西からリョウブ坂、ソヨゴ坂、ハイノキ坂とその道で多く繁殖する特徴的な樹木の名前がつけられている。3コースとも谷川沿いから斜面に取り付き尾根を登るのだが、それぞれ個性があるので行きと帰りによってルートを代えると良いだろう。どのコースも山への取りつきは急なのだが、峰に出てからは割と楽になる。明るい尾根筋と深い谷とが適度にあり変化に富んでいる。沢山の鳥がいて豊かな自然が残っている。サンコウチョウ、オオルリ、ホトトギスなどの夏鳥の声も聞かれる、時にはシカ、イタチ、ニホンザルなどほ哺乳類に出会うこともある。春秋の良いシーズンには家族連れや小グループとコースで出会う事もあるが、シーズンを通して殆人影を見かけない。稜線のメインとなる尾根筋は昔からある唐櫃越と呼ばれる古道になっている。唐櫃越はかつて老ノ坂と同じく京都と亀岡を結ぶ2つのルートの一つだった。公道だった老ノ坂に対して、唐櫃越は隠密や人の目を避けて通る隠れ道。明智光秀の軍勢が本能寺の変を起す際に通った道と言われている。現在は松尾から沓掛山、あるいはその先の亀岡までのハイキングコースになっているので意外にも人と出会うことがある。山中のメインストリートといえる。私は野鳥や草花が好きだったので、ここを自分のフィールドにしてからは積極的に通うようになった。自然科学的な観察にはあまり興味がないので、ノートをつけたり個体数をつけたりなどはしない。それよりもむしろ逍遥に近い、歳時記のように文芸的に眺めるほうが好きである。

 季節の変化は一週間後ではあまり変化を感じない。しかし二週間単位では違いがわかる。つまり二十四節季で自然は動いているのである。その意味では月二回で一年で二十四回歩くと一番季節の変化を感じられるだろう。夏場はあまり足が向かなくなってしまう。健康のために無理をしていっているわけでないのでシンドイ目をしてまで行きたくないのだ。雨の日もまたしかり、まあ気が向くときにいけばいい。浮世のたわごとや頭に浮かぶ瞑想をあれこれ思い浮かべて遊んいるうちに、いつしかコースも終点につく。粋場とはそういう場所のことをいうのだろう。

西山遊野
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by kac-web | 2005-12-04 09:54 | 粋場/すいば

粋場について

昭和20年代頃、京都では子どもたちが「自分たちの行動範囲にある特別な場所」という意味で使われていました。

ここでは、メンバーの目線を通した「マニアなスポット」「京都のお気に入りの場所」をご紹介。神社仏閣、居酒屋、カフェ、公園、ギャラリーなど、「あ、そこ知ってる!!」という場所があれば、是非書き込んでください。

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■2005秋 黒谷「金戒光明寺」
京都市左京区黒谷町 
市バス「岡崎道」下車徒歩10分
以前「義経本」の中で書いた「金戒光明寺」にはじめて行ってきました。
墓地の間の階段をのぼると、見事なまでの紅葉が。
墓地をのぞけば、京都タワーまで望めるとても見晴らしの良いスポットです。
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by kac-web | 2005-12-01 11:59 | 粋場/すいば