糸崎乗務員基地から

糸崎駅に到着するとホームで糸崎乗務員センター所長に出迎られた。
ホームの端から直接地面に降り、線路脇の職員の歩く細い道を歩いて何本もの線路を
横切って南端のせとうち地域鉄道部ビルに辿り着いた。
その3階の応接室で糸崎乗務センター企画助役F氏と面談した。
部屋の片隅に、かつて蒸気機関車華やかしころ、機関士達が勤務の後
顔や手を洗ったという1mたらずの水瓶が大切に置かれていた。
この基地はかつての糸崎機関区で山陽本線や呉線で活躍していた
C59形、D52型、D51型などが40車輌在籍し、16線の収容線をもつ
扇型車庫や給水塔があり、区長以下595名が所属したがすべて撤去され、
現在は乗務員(運転手、車掌)が所属する乗務員基地に姿を変えて、
早生していながらも、当時の配線を偲ぶことができる。
この風景を3階のテラスからヤードの向側の駅本屋まで丹念に写生した。
この建物の南側は瀬戸内海で「海の見える基地」として希少という。

小川富男
a0064449_13265116.jpg
[PR]
by kac-web | 2008-04-20 13:27 | 会員個展・展覧会
<< 岡山電車区 「鉄路100万キロ」取材旅行 >>